超長文失礼します。

相当更新してなかったんで少し前の話になってしまいますが。

……京都行ってきました。
確か深夜0時ごろ高速に。
で、道を微妙に間違え、無駄に遠回りして三重→大阪→奈良→京都とかってルートを通った挙句、朝4時半くらいに京都市内に突入。

○過去編。
 きっかけはRST氏とのメール。
 「微妙に暇だから遊ぼうぜー」
 「いいよー」
 だいぶ違うけど要約するとこんな感じ。

 で、「どうするー? シナリオ*1っつーか魔都名古屋*2のネタ探しに名古屋都心部巡り?」
 「それでもいいねー」
 「でも八つ橋くいてー」
 「おっけー」
 京都決定。

○京都、アバウトに4:30AM頃。
 京都南ICを降りた最初のセブンイレブン
 「どこ行く?」
 「地図買うか」
 「京都ウォーカーと関西ウォーカー両方あんじゃん」
 「こっちなんて東海ウォーカーしかないのにねー」
 「名古屋ウォーカーとか?」
 「そうそう」
 「っていうかこの食玩すげー」
 中略。
 「八つ橋あった」
 「マジで?」
 買う。そして駐車場で食う。
 ……ミッション完了。

 「八つ橋うめー」
 「お疲れ様でした」
 「帰るか」
 「待て」
 「で、マジどこ行く?」
 「地図見るか」
 車内灯の明かりで、京都ウォーカーの巻末(?)に付いていた地図を眺める。そして悩む。

 しばし後。
 「あ、貴船神社や」
 「何そこ」
 「覚醒編のルルブ*3に載ってたよ。確かアメノトリフネ祀ってたはず」
 「マジで?」
 「っていうかこっから鞍馬寺もすぐ近く。その間くらいに魔王殿あるし」
 「あついねー」
 「行く?」
 「どうしようか」
 また少し迷ったが、結局確定。

○5:00AM。当然アバウト時刻。
 京都市内を通り過ぎ、途中標識にだまされて一歩手前で曲がってしまい、泥沼みたいな所に突っ込んだりもしつつ、京都郊外に向けてひた走る。
 普通の住宅街から農村的な景色に変わり、気が付けばひたすら山道。
 大丈夫かなこれ、とか思ってると見え隠れする「→貴船神社」の看板。
 そしてさらに山道。途中で変なプレハブみたいなのを積んだデカいトラックの後ろに付いたりとか(しかもいきなり急勾配かつ細い道のド真ん中でハザード焚いて止まったりした)、奇妙な目に合いつつ、貴船神社到着。
 周りには山と杉と川。後ろには小さな滝。
 当然携帯は圏外。宿泊施設や小料理屋などと並んではいるものの、静かな神域。
 しかし、朝5時。
 社務所までの道は閉ざされていた。
 「どうする?」
 「あっちトイレあるよ」
 「でも利用時間9時からだって」
 「困ったね」
 「何か船形石500M先って書いてあるよ」
 「トリフネ?」
 「見に行く?」
 「行ってみる?」
 「行こっか」

貴船神社奥宮。
 しばらく行くと貴船神社奥宮に到着。
 あるのは街の中にありそうな小さな神社。
 祠?とは少し離れて手を清める柄杓も置いてある。

 で、祠に手を合わせた後、左を見る。
 苔むした石が、石垣上に組み合わせて積んである。高さ約2mほど。
 上には小さいフキのような、葉っぱの広い草が一面に茂っている。
 幅は15mはあろうか。奥行きは恐らく4m程。
 そして周りにはしめ縄が張ってある。
 「これって……」
 「立て看板あるよ。やっぱり船形石だって」
 「すげえー……」
 素直に感動。
 辺りの静けさとも相まって、静かな厳かさ、清らかさを持って、浮くはずのない船が鎮座していた。

○出発そして。
 「いいもん見たなあ」
 「やばいねー」
 「でどうする? 鞍馬行く? それとも寝る?」
 「微妙だねー。朝飯もあるし」
 「でも行くか」
 で、鞍馬山
 今書いてるのが疲れてきたんで段々はしょりますけど。
 ある意味凄かった鞍馬山
 でかでかと「鞍馬寺」と山門。何かもう「俺が鞍馬寺の山門様だ、どうだ参ったか」とばかりに浅草雷門みたいな勢いの門。
 で、中に入ると人がいない受付があったり、何とか料200円とか書いてあったり、ロープウェイが存在するけど当然時間的に止まってたりで、上るかどうするか悩んでいたところで御参りのおばさん登場。普通にガンガン中へ。
 じゃ俺たちも行くか、とばかりに上る。
 最初に右手に見えたのが鞍馬寺保育園。
 当然山奥。
 ……は?
 いや、だから保育園だって。運動場とかあるし。何か砂利混じってそうだったし、駐車場って言われた方が納得できそうなつくりだったけど。
 で、もっと上ると義経供養塔とか鬼一法眼とか陀吉尼天が祀ってあったりとか色々あったけど、さらに奥に行くと左手に「由岐神社」。
 鞍馬寺。由岐神社。
 あれ?
 ……神社!?
 いやあったし。
 しかも弁天様祭ってたり少彦名神が祀ってあったりとか何か色々。
 そういえばここまで上る途中に大黒天とか恵比須さんとかも……。
 何でもあり?
 とか思ってたら何か「いのち」とかって謎のオブジェも出てくるし、RST氏が眠気を訴えたりで下山。
 彼の体力がやばそうだったので、そのまま京都市街へ向かい、すぐ高速に。
 でも途中でやたら車道を走ってる自転車にびっくり。
 名古屋じゃ自転車は歩道を走るのが基本ですからね。
 俺とRST氏の間では、「京都スタンダード*4」という単語までできました。
 で、帰りは名神高速をとおり、京都→滋賀→岐阜と通って名古屋へ。
 10:00AM前には長久手に着き、朝マックを食して、母校の大学サークルの合宿に合流。
 
 長かった……、文が。
 いつものレビューとは志向を変えてみたので少しは面白かったのでは、と。

○だといいねー。
 一人ボケツッコミあんまないけど。

○でもつまんないじゃん。
 つまんない言うな。っていうか今ここで書いてる一人会話も、割と無理やり入れてるとか言うな。

○それより秘密計画どうなったん?
 聞くな。

*1:大雑把に言えばTRPGのセッション、及びその取っ掛かり。

*2:真・女神転生TRPG魔都東京200X』のオリジナル設定。身内でコピー本的に作るかも。

*3:文中だと非常に紛らわしいが、ルールブックの略。旅行ガイドではない。

*4:自転車で車道を走ること。